井戸掘り 丸井戸式

打ち込み式だと水脈の層が細いと水を吸い上げるのが厳しいようなので

次は丸井戸式のやり方を試してみます

丸井戸式は大きな穴を重機で掘り その後は地層を確認しながら手作業で掘っていく作戦です。注意する点は 下手をすると崩れて埋まってしまいますので慎重にやっていきます!

 

ある程度掘ってみると土の層から粘土の層へ変わっているのがよくわかります。

更に下へ掘っていくと粘土の層の下にゴロゴロとした石の層が出てきました。

打ち込み式でやっていた時は この石の層に当たって苦労していたことが

まさしく手に取るかのようにわかります

穴の中から見ると

いつも見ている空がキレイです

作業は進み穴の深さも3mを超えたぐらいの時です

掘っては 泥水を抜きを繰り返していると

石や粘土の層の隙間からチョロチョロと流れてくる水を発見

それが複数個所にあって ポンプで抜いても抜いても

穴の底に水が溜まるようになってきました

これは もしかして井戸になるのでは?と思い

一度、水を全部抜いて様子を見てみることしました

すると 1時間で70cmも水位が上がってきていたのです

それから何度も泥水を抜いていると 徐々に透明な水になってきたので

井戸用のポンプを設置しました

そして試しに水道の蛇口を捻るのと同じぐらいの水を出し続けてみたのですが

なんと!穴の中の水位が保たれたまま水が出続けています

丸井戸の完成まで あと少し!最後まで気を抜かずに成功させてみせます