冬の蜜蜂

昨年は せっせとハチミツを集めてくれた蜜蜂たち、冬は巣箱の中でお休み中。と言ってあげたいですが

冬でも 暖かい日には花粉を集め 寒い日にはみんなで羽根の筋肉を動かし巣箱内の温度を上昇させたりと

蜜蜂たちは休みなく 自然を相手に対応しています

冷え込んだ日でも みんなの力を合わせることで巣箱内は30℃近くの温度をキープ。さすがです

蜜蜂に『人類の暖房器具は甘え』だと言われた気分でもあります

はい。こちらも負けていられません。今年は灯油なんて使いません

力を合わせることを忘れがちな現代人 星の資源は有限です

おしくらまんじゅうをしていきましょう きっと身体だけでなく 心もあたたまることでしょう

と いい感じに言っていますが

自然界は日々理不尽が降り注ぎます

4群あった蜂の巣箱ですが 3つが壊滅状態になっています

原因は寄生ダニの侵略。

ダニを抑制させる薬剤は使わないようにしています。その薬剤の成分がアミトラズという殺虫剤であることも使わない理由でもありますが ダニも何だかの意味があって存在しているのでしょう。拒絶からは理解が生まれない そこを知ることで解決に繋がることもあります。まぁ、理解した上で最終的にはダニをコテンパンにしますけど

ダニに負けて 身を寄せ合いながら お亡くなりになっている女王蜂と働き蜂が切ない!

 

今回 気付いたことですが

生き残った蜂たちは 炎天下にさらされ 雨風が直撃していた 過酷な環境にあった巣箱の子たちです

そして その巣箱には ダニの数が少ない

これは何だかメッセージだと思うので この想いを未来へ紡いでいきたいと強く感じました