稲の花が咲く‥・‼貴重な瞬間を目撃👁

田んぼでは、コシヒカリに続きイセヒカリが出穂期に入り花を咲かせています!
稲の花は、とても小さく朝のほんの数時間しか咲かないため、見逃してしまう人が多いと思います。
稲は、自家受粉する植物で、穂から白いおしべが出てきたら「花が咲いたサイン」です。
ひとつの花の命は、わずか1~2時間程度。
まるで奇跡の瞬間(午前9時~12時)がここにつまっています。
そして出穂期で大事なのは【水】
猛暑が続いて温度(33℃以上)になると不稔米になるリスクが高くなるため、朝or夕に水をいれかえて地温を下げるようにします。
同じ水が底流したままの状態が続くと水が腐ってしまい、稲によくありません。
出穂期は、一番多く水を使う時期です。
しかし今年は、梅雨も短くて雨が降らない日々が続きました!
そうなると田んぼに入れる水は、ため池から流れているため、雨が降らないと池の水が無くなっていき田んぼの水を節水しなければなりません。
ため池の水は、農家のみなさんが使う共有の財産☆彡
水を極力使わないようにしたいのですが、水がない状態が続くと受粉・受精がうまくいかず不稔米になるので水は常に張っておかなくてはなりません。
特に不耕栽培だと中干しもやらずに、水をためた状態を稲刈り前までキープすることで田んぼの中の生き物が共生できるようにしています。
水は貴重な資源❕温暖化がこのまま続けば日本も水が足りなくなるかもと悪い方に思考がかたむく。
水の大事さをかみしめながら節水✘節水(心がけを大切に)
雨よ降ってくれ(;´д`)💦恵みの雨☔
しかも雨が降らず気温が高いと稲の天敵【カメムシ】が多くなる!
出穂時にカメムシに汁液を吸われると不稔米が発生・黒い斑点が残り品質低下と減収になってしまいます。
今年は、出穂時からコシヒカリの田んぼに飛来しており、なすすべがありません。
農薬は使わない‼自然界の摂理でカマキリ、蜘蛛などの益虫に活躍していただいて、被害が少なくなるのを祈りましょう。
虫が来るってことは、おいしいお米が出来てる証拠🌾いいようにとらえて見守っていきます😁
byさかた