ロマネスコの自然栽培~10ヶ月越しの奇跡~
皆さんこんにちは☆
今日は是非とも自然の力に感動したお話しをさせてください♪
ロマネスコとは
皆さんロマネスコをご存じですか?
世界一美しい野菜といわれているスーパーフードなんです。
見てください。
フラクタル構造と言って同じ模様が積み重なって全体も同じ模様になっているのです。
この形状が神秘的で美しい( *´艸`)
ロマネスコは栄養価も高く、ビタミンCをはじめとするビタミン類やミネラルが豊富☆
そんな価値の高い野菜なのにスーパーであまりみかけないのは何故って思いますよね?
やっぱりそこには
栽培の難しさ
があるんです。
美しい形が売りなだけにキレイにできあがる為に肥料や除草剤を使う人は多いのかもしれません。
ですが、
私達TEAM-EARTHは栽培中無農薬・化成肥料不使用で育てます。
ロマネスコの栽培
このロマネスコを育ててみようと5月に育苗から育った苗を植えました。
コンパニオンプランツで豆やスイスチャードなんかも一緒に植えました。
最初は順調にすくすく育っていきます。
真ん中の薄い緑色の葉っぱがロマネスコです。
ロマネスコ栽培の失敗
季節が夏になり暑くなると共に、虫に葉っぱを食べられ始めました。
葉っぱは暑さから守るために白くもなりました。
だんだんとみるも無残なかわいそうな葉っぱになってきて
本来なら3か月から5か月くらいで収穫できるのですが
夏が過ぎ、秋が来て
葉っぱが巻いて実ができることを祈って気長に待ったのですが
残念ながら実がなることはなかったのです。(;_;
「もうダメだね、今年の夏は暑すぎたのかもね」
「植える時期が少し早かったのかもね」
と話してこのロマネスコ栽培は終了という形になったのです。
ロマネスコの復活
しかしなんと!!
冬がすぎ春が目前の2月に畑リーダー池PONが葉っぱが巻いているのを発見したのです。!!
ロマネスコが息を吹き返したのです!
というか、ずっと生きていてくれたのです。(;_;
こんな茎が倒れたりもしているのにも関わらず、立派な実をつけてくれました。
定植してから10か月目の事でした。
ロマネスコはどんどん大きくなり
直径約20センチにまで育ちました。
これぞ無農薬・化成肥料無しで栽培している自然の力だ!というのを見せてくれた瞬間でした☆
湯がいて、aさん自家製のドレッシングでいただきましたら
まぁクセもないブロッコリーよりはカリフラワーに似た食感で何個でも食べれちゃう美味しさ。
可愛い形に見た目も味にもほっこりするひと時でした。
本来なら茎を抜き、次の作物に切り替えるところ、畑リーダー池ponが何故置いておいてくれたのか!
それは
「茎も葉っぱもまだ生きていたから」
という自然愛に溢れた言葉でした。
暑い夏に寒い冬を越して、虫にもたくさん食べられたけれど
ロマネスコは見事に復活してキレイな実をつけたのでした☆
わき目からも実がどんどんできているので、これからの収穫も楽しみです☆
是非みなさんにもたべてほしいです(*’▽’)
農業Uでした。