サヨナラ❢綺麗な花とともに土にかえす蓮華草

去年の10月頃に田んぼに蒔いた種

それは【蓮華草】というマメ科の植物です。

不耕起栽培・無肥料・無農薬の田んぼでは、毎年春になると蓮華草が咲き誇り美しい風景が見れるようになります🤩

花が満開になりピンク色の絨毯になったころあいで、トラクターで刈り取って行きます。


「もっとこの風景を見たい」と名残惜しい気持ちをおしころして、トラクターを操縦します。

トラクターで短く刈って細かくたたいて粉砕。

細かくすることで微生物よって早く分解できるようにしていきます。

田んぼにレンゲを咲かす理由は?

1.微生物の活発化

蓮華草はマメ科の植物で、根に根粒菌が共生しており、空気中の窒素を固定して土に栄養を補給します。

2.水田の土壌改良

根が土をふかふかにし、微生物の活動も活発になります。

→その結果、稲の生育がよくなると言われています。

3.景観づくり

田んぼ一面がピンク色に染まって美しい。

蓮華草をすきこんで緑肥にしてしまうのが一般的ですが、不耕栽培では、そのまま刈り取って灌水させます。

田んぼに水を張ることで、水中で微生物たちが発酵分解してくれます。

そうすると水の中に生き物が増えてそれを目当てに野鳥がやってくる。

ごくまれに【コウノトリ】も田んぼに遊びにきたことがあるんです(◎_◎;)


有機物が分解されてなくなる頃には、土の表面がトロトロにやわらかくなってる状態。

そうすることで耕さない不耕起栽培でも【田植え】苗を植え付けることができるのです。

今年の初の田植えは、5月12日予定


蓮華草が大地にかえりその恩恵をもらって稲を育てていく🌾

自然の循環に逆らわず寄り添うことが大事なのかもしれません。

byさかた