新入社員 ぼかし肥を作る

皆さん初めまして!

笑顔を忘れない朗らかスタッフ 都筑です!

 

まだまだ寒い日が続きますが、皆さんお元気ですか?

僕はいつだって元気に動き回っています!

(走り回る事は危ないのでやりません)

 

挨拶はここまでにして、僕の普段の作業の話をしましょうか。

 

僕が行っている作業の中に「ぼかし肥作り」という作業があります。

 

名前の通り、様々な材料を”ぼかして”作る肥料ですね。

聞こえは悪いですが、丁寧に作ればとても環境に良い肥料となりますよ!

 

その暈し肥料ですが、作り方が二通りありまして

空気に触れさせずにそのまま保存する「嫌気性発酵」

空気に触れさせてかき混ぜる「好気性発酵」

この二つの方法があります。

 

発酵させるという事は「臭い」は付き物。

なので、関西広告社では発酵臭を考慮して嫌気性発行で作ります。

 

早速、作り方の紹介に入りたいところですが、まずは材料をご紹介!

 

〈ぼかし肥の材料〉

 

発酵した人参とケール   バケツ一杯分

米ぬか          バケツ二杯分

もみ殻          バケツ一杯分

 

文字だけでは味気ないので、写真も添えましょう。

 

発酵した人参とケール

 

米ぬか

もみ殻

 

これらの材料をコンクリートミキサーで混ぜ混ぜします!

 

 

混ぜ混ぜしてもミックスジュースは出来ません。

(発酵した人参とケールのエキスは味わえそうですが)

 

材料が程よく混ざれば完成です。

握っても水が滲まず、突けば崩れる位がベスト!

 

因みに米ぬかには美容効果があります。

スキンケアに効果抜群ですね。

 

話が脱線してしまいましたので、元に戻しましょう。

 

これでぼかし肥は八割完成です。

これを袋に移していきます。

 

かごを用意して袋を二枚重ねでセット。

その中にぼかし肥を移していく流れですね。

 

さて、全部移し終えたらぼかし肥の中の空気を抜いていきます。

肥料いじめではありません。

手で押すよりも足で踏む方がよく抜けるのです。

 

くどいようですが、いじめではありません。

 

空気を抜き終わったら強力な輪ゴムで袋を閉じます。

空気が入り込むと発酵せずに腐っていきますからね。

 

袋を閉じたら雨の当たらない日陰の所にお引越し。

 

僕のできる事はこれで以上です。

後は微生物に任せて完成まで待つ事にしましょう。

(微生物ガンバ!)

 

完成までですが

春と夏と秋は一か月

冬は二~三か月程かかると言われています。

(条件によって変わります)

 

今は一月なので完成は四月でしょうか。

楽しみで仕方がありませんね。

 

忘れるところでしたが、コンクリートミキサーの洗浄を忘れずに

(すごく臭いますんで)

洗浄を終えたらぼかし肥作りは完了です。

 

以上で紹介を終わります。

かなり長文になってしまいましたが、如何でしょうか?

他にも色々な作業を行っていますが、今回はここまで。

 

それではまた次の機会にお会いしましょう!

*切り絵 都筑 作