ビオトープ圃場田植え 幻のお米「農林48号」とは

5月25日から3日間かけて本社内ビオトープにある圃場に田植えを行いました。

下書きに沿ってひとつひとつ苗を手植えしていきます。

これはこっちーくんの頭の矢印を植えているところ。

 

どんな絵になったのか?

完成はぜひ現地でご覧くださいね。

新たなチャレンジ!冬期湛水(とうきたんすい)って?

さて、今回田植えしたビオトープ圃場は広さが0.4反(400㎡)と小さいですが、その分自由度が高く、様々な実験をする場にもなっています。

今年は稲刈り後の圃場に冬の間も水を張っておく「冬期湛水」をお試し。

冬期湛水により、イトミミズなど水中の微生物の働きで藁やヌカの分解が進み、米作りに適した土がつくられることが期待できます。

また、イトミミズのフンが土の表面に層を作ることで草のタネを覆い、雑草の抑制にもなるんだとか。

(無施肥・農薬不使用の幸穀米にぴったりじゃないか!)

おまけに、地域によっては冬に水場を利用する水鳥などの生息場所になったり、地下水の保全に役立っているのだそうです。

そんないいこと尽くしのような「冬期湛水」ですが、実施するにはたくさんの水が必要なので豊富な水源があるところでしかできないのです。

大きな川がない稲美町ですが、本社ビオトープでは井戸で汲みあげた地下水を使っています。

 

また、今期以降は耕さない稲作=「不耕起栽培」に切り替えていく予定です。

どんどん進化していくビオトープ圃場、目が離せませんね!

おにぎりにすると絶品?! 幻のお米「農林48号」

昨年に引き続き、こちらでは「農林48号」という品種を栽培していきます。

聞きなれない名前ですが、実は幻と呼ばれることもあるレアな品種です。

この「農林48号」について少し紹介します。

農林48号は昭和24年、愛知県の農業試験期間で生まれました。

食味が良く、当初は富山県、栃木県、山梨県などで奨励品種として栽培されていましたが、病気や冷害に弱く、栽培が難しいことから衰退し、山梨県北杜市武川町でわずかに生産されるだけになっていました。

しかし、都内の高級寿司店がその食味の良さと香ばしさに注目し、そのことがメディアに取り上げられたことから再び知られるようになったということです。

まさに幻のお米ですね。

 

栽培の難しさが心配ですが、肥料分が少ない土壌を好み無施肥での栽培に向いていると思われます。

気になるそのお味はというと・・・

小粒ながら強い甘みと粘りがあり、おにぎりにすると絶品とのこと!

わたしも昨年できた農林48号のおにぎりをいただいたのですが、ポップコーンのような香ばしい香りに驚きました。

 

無事に実り、美味しいおにぎりがたくさんできたらいいなあ・・・

おにぎりおにぎり

(おにぎりの写真)