まっすぐ塗るのは職人技⁉初心者の畔塗奮闘記

最近は雨が続いて圃場内が乾かない😣


梅雨なのかなと思ってしまうぐらい雨が続く・・・・☔

機械作業をするときは、土に水分が多く含まれているとぬかるんだり、圃場を荒らしてしまう為、作業ができなくなります。


では、田植えが始まる前にやっておかなければならない機械作業はなにか?


それは~ズバリ   【畔塗り】です!!


田んぼ【畔】は、外周の土を高くを盛ることで、水をためれるようにしています。


ですが、毎年必ず畔にひび割れや穴が空いてしまい水がためれない状態に‥・‥・😱


原因は、生き物(もぐら・ザリガニ)が穴をあけたり、水圧で徐々に土が削れていき穴が開いたりと、いろんな理由・原因があります。

ですので畔練り機を使って、古い畔を壊して、新しく畔を構築してあげます。


畔塗り機は、やっと去年に導入されたばかりで、従業員も使用経験が浅く、まだまだ試行錯誤しながら作業している段階。


現在、天気を気にしてるのも、畔塗りで必要な条件があるからです。

それは、土の水分量が決めて!!


・乾燥しすぎるとパサパサすぎて、まったく土を固められない。


・水分が多すぎると、表面が凸凹になり乾燥後にひび割れてしまう。


・畔に草などが伸びすぎていると、畔の中に有機物が多くなりすぎてうまく土が固まらない。

理想は、「手で握るとしっかり固まり、軽く押すと崩れる程度の湿りけがあること」


そのため雨上がり数日後にある程度土が湿り気がある日に畔塗りを実行しています。

それともう一つ問題(~_~;)
操作技術の課題もクリアしていかなければならないのです。


・真っすぐに畔を塗れずに蛇行してしまう。


・機械の設定調整が出来ずにうまく土が固まらない。

・畔塗りする位置が悪くて、畔を二重につくってしまう。

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今回は、お隣さんの田んぼとの境界線が、水漏れしないように畔塗りを実施しました。

30mほどの短い距離でしたが、真っすぐきれいな畔を形成できるように意識して運転する🚜

塗り始めは、機械の調整が上手くいっていなくて、しっかりと土が固まらなかったです。

原因を考えて「これかな?あれかな?」と調整しなおしてを3回ほど繰り返すと、やっと理想の土の固さまで締め固めできました。

これでコツを掴んだので田植えまでに、補修したい畔を塗っていくぞ

あとは、天気が晴れてくれるのを期待して待つだけです🌞🌞🌞


by さかた