自然との付き合い方
稲作では今年目標だった【自然農で籾10000kgを収穫】が達成できそうです
しかし、ここで満足をしているようじゃ何の成長もしません
次は 野菜を自然農で育てるには。を課題に日々研究をしています
研究の初めは「なぜ自然農なのか?」からスタート
肥料や農薬を使用した一般的な慣行農法と そして自然農との違いを調べました
驚くことに 肥料や、農薬を使った野菜は腐敗すると液状化してカビまみれ
一方、自然農で育てられた野菜は水分が抜けてシワシワになるだけ
この原因は様々なものがありますが 大きな違いは栄養分
皆さんはスーパーマーケットなどに売られているツヤツヤの形の良い野菜を健康の為にとせっせと食べたことはありますか?
風評被害だと言われそうなのでゴニョゴニョと伏せておきますが
自然農にこだわる理由を得るには充分な結果でした
といっても やろうと思って簡単にできるのなら皆、自然農で野菜作りをしている訳です
そう。難しいのです。少しでも自然のバランスが狂うと あっという間にダメになってしまいました
画像左は草抜きをしただけですが まさしく農作業をした大根の葉っぱ
右が試しに草を残していた 大根の葉っぱ
(草は悪い物)という一般的な農業の知識が真逆の結果に繋がってしまいました
なぜこうなってしまったのか?を考察していくと
長雨が続く→土の中の水分が過多→根っこが腐る→弱ったところを虫に狙われるの流れだと感じました
雑草を残すことで 草も土壌の水分を吸い上げる為に 水分のバランスがとれたのでしょう
たったひとつの出来事ですが野菜を作るというより 地球の一部として生きる。そんな想いで取り組まないとダメだと痛感しました
しばらく時間はかかりそうですが 農業係改め 生物学部としての物語が始まります
畑の不耕起栽培、水耕栽培、菌類の研究など 様々な知識を吸収中