ゴシゴシしない農業。育苗箱洗浄という名の修行

来年に向けて種まきの準備が始まっています🌾🌾🌾
11月初旬の稲の収獲が終えるまで時間がなくて使ったまま放置されてた苗箱たち|д゚)
綺麗に洗わないとこのままの状態では、来年の種まきに支障が出てきます。
今年使った育苗箱は、なんと1690枚!
全部合わせた面積→約101坪(AI回答:ワンルームなら10部屋以上作れる広さ)

年々圃場が増えるのに比例して育苗箱も増えていくことに・・(~_~;)
保管場所をとられるし在庫管理が大変なのである💦
助かったことに夏場に農業研修で半分くらいは洗浄していただいておりました。
「研修に来てくれた方々にありがとう」を伝えたい。
それでも育苗箱(約850枚)をひとつひとつ手で洗ってたらものすごく時間がかかります。
心配案ずるなかれ、ここしか出番がないけど機械の力にたよろう。
育苗箱専用の洗浄機を活用して洗っていく。


やり方は、すごく簡単(*‘ω‘ *)
機械にホースをつなげて水を流れるようにして電源を入れるだけ。
あとは、育苗箱を中に入れるときれいに洗浄されて吐き出されます。
上に吐き出された育苗箱が落っこちてしまう前にキャッチするのがコツ👍
育苗箱も劣化して亀裂や穴が開いたもの、先端が欠けてしまったものは破棄していきます。
集中して確認しないと分かりずらいので、単純作業ではありますが大事な仕事の一つです。

しかもこの日は、稲美町に霜がおりて強烈な寒さが身に応える。
ゴム手袋はしているけど、野外の水作業にお手手が凍ったように固くなり動かせない🥶
「できればお湯で洗いたい。」とつぶやきながら、せっせと終わらせていく。


汚れが落ちてピカピカの育苗箱にチェンジしていく姿が、わたしを突き動かす原動力。
育苗箱も人間も冷水で身をきよめて、一年の汚れをおとし来年の新しい門出をむかえる。
全部洗い終わると地味な作業だけど達成感にひたることが出来ました。
年末に向けてどんどん掃除・片付けをやることで、心の中もすっきり綺麗な状態になっていきましょう(^_-)-☆
byさかた