芽吹け!ポットの中に願いを込めて

花粉症にはつらい時期がやってまいりました。
花々も子孫を残そうと花粉をつくり、風にのってほのかに甘い香りが漂いはじめる。
私も黄色い花に魅せられて、近づいていくと危機一髪😱

ミツバチに遭遇して、急いで逃げた出来事がありました。
みなさんも蜂たちがこれから巣作りを開始して活発になる時期なのでお気を付けください。
ちなみに私は、去年剪定してる時に蜂の巣に気が付かずにアシナガバチに4か所刺された苦い経験が‥・😢

春の綺麗な花たちに魅入られますが、稲作も神聖な種もみに魅了された者たちの種まきが始まっております。
積みあがったポット育苗箱
種まき機(みのる)を使って、1日に180枚の育苗箱を作ります
種まきに必要なアイテムのご紹介
【ポット育苗箱+みのる土+種まき機+水】&発芽機
種まき機は、土をいれる機械などが分離されており、それを合体して起動させます。
種まき機で育苗箱に土&種もみを入れて、最後に水で潤したら発芽機にいれて完了。
全部のものを合わせると、意外にスペースがとるので、広い場所が必要になります。
種まきに使う育苗箱は主に2種類ありますが、平面型とポット型があります。
農業課はポット型を使用している理由は…不耕起栽培がヒントかな🌾
それではセッティングして種まきやってみよう🤗
育苗箱セット(20枚ほど置く)
※重なり合った育苗箱ががっちりと挟まって取れない時は機械が動かなくなる。
床土(育苗箱の底に土をいれる)
※均一に土が敷かれているかチェック!量が多すぎてもダメ!
種もみ播種
※1つの穴に3粒が理想だが、機械の調整では難しい😞
覆土(種もみに土をかぶせる)
※育苗箱にフラットに土がかぶさるように調整、土が少なすぎもダメ!
果たして結果は……
種もみは、多少入れすぎたり、少なすぎのところもありましたが、土の量は調整できました✨
水を散水
※水をあてる時に威力が強すぎると、土が飛んでしまうためNG!
発芽機で保温(2日間)
※室内の温度を23℃にキープする
実は、2回目の種まき(コシヒカリ)の時に水をかける散水量が少なくて、発芽機の中で土が乾いてしまいました。
土に水分をかけすぎると種もみが酸欠になり悪影響もありますが、今回は少なすぎて発芽が遅れてしまう出来事が…😭
そうなった原因は、シャワーノズルの水圧調整ができなくなり、普段はシャワーで散水するところをミスト調整しかできなくなったことです。
ミストだとしっかり散水してるつもりでも、水滴の粒(水量)が小さく土の中まで水が浸透してなかったようです。
まだまだ失敗から学ぶことが、ほんとーに多いこと😵💫
発芽機の中で何が起こってる❓
発芽機は、室内の下に水を入れた箱とヒーターが設置されており、ヒーターの熱で水蒸気を出して室内の温度・湿度を上げてくれます。
設定温度を調整できるたのもしい味方です。
温度と湿度が一定に保たれるため、種もみ全体が均一に吸水・発芽しやすくしてくれます。
コシヒカリの種まきが無事におわりました。
イセヒカリ→ヒノヒカリ→(黒米・緑米)と続いていきます。
育苗はこれからが本格化!!暑さにまけるな!!
次回は苗代運搬こうご期待を👀✨
byさかた