苗代へデビュー(コシヒカリ運搬)

大事に育てて発芽した種🌱を苗代に運搬するときがついに来たよ~(≧〇≦)

今までは、印南にあるコンクリートの苗代で育苗してたのですが、育苗をするには、毎日温度管理が必要で本社から見に行くのに時間がかかっていたのがネックでした。

ですが今年からは、丁寧に育苗するためにも、な・ん・と本社に苗代をつくってみました👏

初めてのこころみなのでドキドキ・ワクワクしてます!

これで私たちの苗代→本社(コシヒカリ・緑米・黒米)・印南(イセヒカリ)・中一色(ヒノヒカリ)に別々の品種(苗)を運搬する事ができる予定!!

苗代とは  

雑草対策」「鳥害や病気を防ぐ」「品質の統一」「栽培時期の調整」「栽培条件の設定」を可能にする

育苗に特化した専用の場所です(^o^)丿

運搬する条件

苗箱を置いた際に、土との接地部に凸凹があると、均一に苗が育たなくなり、ムラができるため、土を耕して機械(レベラー)を使って平らにしていきます。

機械(レベラー)で平らにしていく。

ただし、振動で手がしびれてくるので、長時間の使用はダメですよ( ´艸`)

動画

① 日光にあてない。暗室に出た直後の白い芽に急に直射日光をあてると障害がでます。

  運搬時間を早朝or夕方にして、太陽の光が弱い時に決行する。

② 運搬するときは土をこぼさないように慎重に運ぶ。 

  苗代内はとてもぬかるんでいて転びやすく、苗箱をおとしたら台無しになります😢

③ 苗箱を設置した後、四隅もちゃんと土の上にのっているかチェックする。

発芽機から苗箱を手で運搬するとなると、時間もかかるし落とすリスクもあるため、

専用の道具で人海戦術でドンドン運んでいく(‘ω’)ノ

動画

運搬し終わったら、苗箱が土にしっかりと密着するように人が上にのってふんでいきます。

苗をふんだりしたら、ダメだろうと思われますが、稲の苗はとっても強いから大丈夫。

しっかりと密着させたら、シルバーポリと遮光ネットをかぶせて

日中は、25℃以内を保持して、夜間は10℃以下に冷え込まないように温度管理していく。

シルバーポリ 断熱・反射特性があり、日光をさえぎり、夜間の冷え込みをおさえる

遮光ネット  日中の日差しを軽減して温度上昇をおさえる。

最近は、めっきり暑くなったため、日中の気温上昇で室内が25℃以上にならないか心配です。

万全の対策をおこない、毎日苗の成長を観察できることを楽しみにしてます(≧▽≦)

by さかた